皆様御機嫌よう
本年もよろしくお願いいたします(−人−)
昨年末、Mロッコール40mm/f2.0を仕入れてきました、過程は以下の通り
・とりあえず小さくてどっちつかずな画角の40mmほしい
・フォクトレンダーはピントリングが5mからいきなり∞になる(ピントが速い)ので扱いにくそう
・鉄板のズミクロンC40mmは意外と出回ってなくてあってもちょいと高い
・Mロッコール40mmならしょぼいゴムフードが死んでもフィルタ径40.5mmなので容易に救われる
・そのMロッコールも市場にはあまり出てないんだけど、たまたま悪くなさそうなブツを発見
そんな流れでうちにやってきたミノルタMロッコール40mm/f2.0
追加備品は焦点工房のヘリコイド付きマウント変換 SHOTEN LM-LSL M と八仙堂のそれっぽいフード
40mmなんて以前は枠が出ないとか∞が出ない(ズミクロンC)とかで本当に捨て値だった
その状況が変わったのが某S社のせいなのでなんとも余計なことをという(苦笑)
ま、さっさと現物確保しなかった方が勘が悪いってだけで要は自分のせいなんですけどね
さて、あがりはどんなでしょう
今回はすべてトリムなしで長辺6000のjpgを置いておきます
長辺6000はこちらに
SL(Typ601)
1/160 f2.0 RAW ISO80 WB auto
Mロッコール40mm / f2.0
早速マウント変換のヘリコイド機能を使用、およそ31cm弱まで寄れました
アウトフォーカス部の泡が古レンズの証
懐かしのオーストリア麦酒、またシュラドミング行きたいなぁ
長辺6000はこちらに
SL(Typ601)
1/160 f2.0 RAW ISO80 WB auto
Mロッコール40mm / f2.0
ぐるぐる要素は少ないようです
長辺6000はこちらに
SL(Typ601)
1/1250 f4.0 RAW ISO80 WB auto
Mロッコール40mm / f2.0
思っていたよりもコントラストが高くて彩度も高い印象
長辺6000はこちらに
SL(Typ601)
1/1250 f4.5 RAW ISO50 WB auto
Mロッコール40mm / f2.0
これはハイライト測光でポジ撮影したときのあがりを狙ってやってみたカット
少し絞ってみたけどやるなら5.6くらいまでやらないと意味ないですね、スマソ
長辺6000はこちらに
SL(Typ601)
1/80 f2.0 RAW ISO100 WB auto
Mロッコール40mm / f2.0
若干樽かな、とはいえこれは許容範囲でしょう
LRでいじればシャドウ部も起こせるんですが今回は何もやってません
長辺6000はこちらに
SL(Typ601)
1/2500 f2.0 RAW ISO250 WB auto
Mロッコール40mm / f2.0
SLにはMロッコールはもちろんズミクロンC40mmのプロファイルも入っていないのです
試しに球面Mズミクロン35mmのものをあてがってみたけど周辺落ちはほとんど変わらないようです
長辺6000はこちらに
SL(Typ601)
1/50 f2.0 RAW ISO500 WB auto
Mロッコール40mm / f2.0
周辺がこうなるのは最初からわかってるくせにやっぱり撮ってしまう罠
長辺6000はこちらに
SL(Typ601)
1/50 f2.0 RAW ISO1000 WB auto
Mロッコール40mm / f2.0
こういう景色をこの感度で、そして低速でも手ぶれ無しで撮れるコンパクトさがありがたい
もちろん撮っていないときのかばんの中ではその存在感はおとなしいのでこちらもありがたい
軽いし明るいしヘリコイド付き変換マウントのおかげでそこそこ寄れる
問題はLM-LSL Mのヘリコイドにロックが無いので変換ごと外すとヘリコイドが回ってしまうこと
再度取りつけたときに無限側に回しきるのを忘れないようにしないとです
うれしい副産物は撮影枚数が激減(フォーカスの手間がかかるため)して整理と処理が楽
なんだかしばらくSL24-90mmを持ち出さなくなりそうな危険な予感がしているここ数日