ライカR9にデジタルモジュールRをくっつけたカメラで撮影したデータを貼るだけの日記
      だったのですが2016年9月29日にライカSL(Typ601)を導入したので今後はこちらが増えると思います
      拡大画像は長辺方向2400pixel(SL以降は3600pixel)にしてありました
      2021年1月から主務機をSL2-Sに更新、画像サイズもできうる限りのサイズにしてあります
      検索欄にレンズ焦点距離を入れていただき日記内を検索すれば該当焦点距離の記事や画像が探せます
      RAWで撮影してLightroomにてJPEGへの変換を行っています
      

還ってきたSL90-280mm(2回目)

接続エラーを発症して本国に里帰り入院していたSL90-280mm

2ヶ月半ほどで修理ではなく代替交換というちょっと意外な展開で還ってきました

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えーっと、ほんとに新品っぽい、フードはないけど脚が付いてきた、付けて出したっけかな?

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もちろん接点もマウントも綺麗、シリアルは下3桁が変わって新規の保証書も付いてきてます

2階での引き渡しのせいかスタンプが「ライカカメラジャパン カスタマーケア」になってました

 

さて、今回の接続エラーの原因はなんだったのでしょうか

結局のところ不明のままなのですが、なんとなくスタビライザーユニット関連ではないかといふ気がしてます

というのも、エラーが出たときはブーンみたいな音がした後に「接続エラー」だったので

動作するレンズ群が所定の位置に納まらなくなっていたのかな?

加療費(交換費)は見積通りの67,000えん+消費税の73,700えん、消費税10%はなかなか打撃力がありますな

6マソ後半と7マソ半ば、なんだかずいぶん違う印象デスワー

 

さて、前回の縦横ロックノブ修理には12弱くらいかかったのに交換となった今回は7マソちょっと

あのままロックノブ無しで継続使用して今回の修理/交換にしておけばよかったよ

なんかちょっともったいないことしたかもみたいな納得がいかない件w

6月の画像

なんだかメンドクサイ病が発症してほったらかしになってました

今月撮った画像をまとめて載せます

最近は自動ISO感度が上がりすぎないように気をつけております

601の時は低い方に振れていたんだけど2-Sは平気で上に行く感じでちょっと好きじゃないデス

今回の画像たちではピーキーな自動WBはあまり気にならなかったかな

 

最初は宇部新川駅

シン・エヴァンゲリオンのラストシーンに出てくる駅です

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長辺5900はこちら

SL2-S

1/60 f10.0 RAW ISO200  WB auto

スーパーヴァリオエルマー - SL f3.5-4.5/16-35mm(35mm)

いや、遠かった、乗り継ぎが悪くて東京から7時間半くらいかかったしw

 

湯田温泉に投宿、山口駅で津和野に向かうときの車内

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長辺6000はこちら

SL2-S

1/15 f6.3あたり RAW ISO800 WB auto
フォクトレンダー ヘリアーハイパーワイド - VM f5.6/10mm ASPH.

壁の扇風機スイッチとか懐かしい、ヒーターの出っ張りに足を乗っけるのがお約束

 

津和野の太皷谷稲成千本鳥居参道の途中から山口線鉄橋を見るとこんなふう

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長辺5200はこちら

SL2-S

1/200 f6.3 RAW ISO320  WB auto

ヴァリオエルマリート - SL f2.8-4.0/24-90mm(90mm)

 

駐車場からはこんな見え方

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長辺5700はこちら

SL2-S
1/640 f6.3 RAW ISO500  WB auto

ルミックスS 70-300mm F4.5-5.6(241mm)

遠方は少しヘイズがかかっていた感じ

この界隈は明るい茶色の赤瓦が主流なので取り入れたいんだけどなかなかうまくいかないですナ

 

ここの千本鳥居は一度来たかったのでした

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長辺5900はこちら

SL2-S

1/20 f5.0 RAW ISO320  WB auto

ヴァリオエルマリート - SL f2.8-4.0/24-90mm(53mm)

久しぶりに24-90mmを持ち出しましたけどやっぱりこのレンズはイイデスネ

 

せっかくCズミクロン40mmが来たので開放馬鹿

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長辺6000はこちら

SL2-S

1/500 f2.0 RAW ISO100 WB auto
ズミクロン - C f2.0 / 40mm

出雲市駅のお土産屋さんで出雲富士を買おうと思ってたら早仕舞いしてしまって買えなかったよ

せめてサンライズ出雲の発車15分くらい前までは頼みたいところ、残念

 

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長辺6000はこちら

SL2-S

1/2000 f2.0 RAW ISO160 WB auto
ズミクロン - C f2.0 / 40mm

電線好きなのは serial experiments lain の影響です

これはイイ電線 ∩(・∀・)∩

 

復路はサンライズ出雲にて

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長辺4000はこちら

SL2-S

1/320 f8.0あたり RAW ISO100 WB auto
フォクトレンダー ヘリアーハイパーワイド - VM f5.6/10mm ASPH.

根府川を過ぎたあたり、車内から見る日の出

この景色を見るために進行方向に向かって右側の個室を確保したのでした、晴れてよかった

今は昼間が長いので太陽が結構高くなっちゃってる、日の出が0545くらいの時期に乗ればいいかも

 

最後は日比谷公園の百合

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長辺4600はこちら

SL2-S
1/60 f6.3 RAW ISO320  WB auto

ルミックスS 70-300mm F4.5-5.6(128mm相当)

なんか日本画みたいに見えたので撮ってみた次第

右下の規制ロープはどうやってもオフできず、仕方なし

 

追い金でトレード〜フード病罹患

友人氏所蔵のズミクロン-C40mmと当方所有のMロッコール40mm+追い金のトレードが成立

深謝深謝

 

さしあたりネジピッチ変換リングを使って誰でもできる細工をすれば #12504 フードが付くことは判明

そしてネジピッチ変換リングのオマケみたいな39mm径金属フードがフツーに装着できてしまい拍子抜けしているところ

フィルターは使わないのでなんかもう丸形はこれでいいじゃんという感じ

お約束のゴム部撤去リングはあるんだけど #12524 / #12526 は持ってないので未検証デス

 

詳細後日

バリオ・エルマリート24-70mmについて(他社製品について加筆しました)

どうも

少し醒めた目で観察してみようと思います

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中央とマウント側の鏡筒は新設計、ライカ版にはAF関連スイッチとズームロックがありません

気になるズーム回転方向は今までのライカ製ズームとは逆

イカの方のフードはいつもの四角いやつではなく一般的なチューリップ型のようです

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レンズ構成は同じ15群19枚ですけどライカのほうが異常部分分散ガラスが1枚多く9枚になってます

シグマのHPによると手持ちの低分散ガラスは3種でそのうちのFLDガラス×6、SLDガラス×2の8枚

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左がシグマ、右がライカ

絞りの枚数はシグマが11枚、ライカの方は判明するテキストを見つけられませんでした

本体重量はシグマが835gでライカは856gとのこと、どこで増加してるんだろう?

画角は84.1°-34.3°のシグマに対してライカは82.3°-35.3°の公称値になってます

MTFなど詳細はこちらこちらで・・・硝材変更の効果か周辺部のデータに違いがあるようです

さらっと見ただけで「スペックは全く同じ」なんて言ってる人が多いのにはちょっと(苦笑)

少なくとも「全く同じ」ではありません

 

鏡筒の新規設計と製作、特殊ガラス追加、ライカ認証、これでプラス20万円

元々数が出るメーカーではないのでOEMとはいえ専用部品があると製品単価が上がるのも仕方ないでしょう

マウントを差し替えて数を見込めるソニーE向けも売るシグマとライカを比較したところで意味無しです

ニッシンのOEMのストロボも専用接点を作ったところで売れる数は知れてるからあの価格になるわけで

ズーム回転方向がライカ内製と逆なのはこのレンズを買う客層には問題はないかもしれません

ワイド域を14-24mm、テレ側を100-400mmとどちらもシグマ製を使えば方向は同じ

(シグマからは汎用テレズームともいえる70-200mmのLマウントが用意されていません、何故?)

イカもこの24-70mmを買う顧客がライカの16-35mmや90-280mmを使うとは思ってない気がします

そうは言ってもLマウント3社でズーム回転方向が逆なのはシグマだけ、絞りも逆なのはやはり他レンズと組みにくいです

イカはキットレンズとしてセット販売するようです、単品ではあまり数は出ない気がするのでそれが正解かな

以前(601の頃)にVE24-90mmをセット売りしたけどさすがにそれは無しでしょと思ったからなぁ

今回の24-70mmなら「あ、そう、ドウゾドウゾ」という気分ですしおすし

高画素機(無印2)と高感度機(2-S)、単体標準域(24-90)とキット向け標準域(24-70)を出せるなんてライカさん大企業w

 

イカはこれまでにRシリーズでアンジェニュー、ミノルタ、そしてシグマからズームを提供されてます

アンジェニューが45-90mmと他社マウント向けもあった35-70mmと70-210mm

ミノルタが35-70mm、75-200mm、70-210mm、シグマが28-70mm

あ、あとは45-100mmと80-240mmのシュナイダーバリオゴンがあったけどこれは実物を見たことがありません

このうち現行Lライカや内製Rとズーム回転方向が逆なのはアンジェニューとシュナイダー(シュナイダーは絞りも逆回し)

アンジェニューやシュナイダーなら仕方ないかと思わせるところが看板の力なんだと思いますがそれは人それぞれなので

なお、シグマのR28-70mm(Rのシグマはこれだけです、一応念のため)はライカ内製と同じ回転方向でした

 

これまでワタクシはシグマ製品に対して結構辛辣な記述をしてきたと思います

原因はキヤノンEOS1D/MkIIIで使った100-300mm / f4.0が全く期待外れだったこと

具体的には逆光では真っ白に、近接撮影では前ピンなのに遠方は後ピンになるなど使えないやつでした

そんなわけで「今の製品は違う」と言われても手を出す気になれません

単焦点Lマウントは好評なようですが、絞りリングがRレンズと逆なので縁はなさそうです

 

これ、誰得なんですかね?(5/7に追記)

イカから35まんえんくらいの24-70mmが出るとか出ないとか → 出た

 

どうやらシグマのOEMとか、そしてワタクシがいちばん気になるズーム回転方向が逆 → シグマでほぼ確定

いや、価格も含めてf2.8通しが必要ならパナソニックの 24-70mm/f2.8 でいいじゃん → 改めて痛感

こんなもん、いったい誰が買うんだろう? → 謎は深まるばかり

事実としたら、ライカさん、大丈夫か? → 事実でした、ちょっと心配?

 

それよりもパナソニックテレコンを90-280mmで使えるようにしたやつを出してくれんですかね → いや、ほんとにこれ

 

 その後

ほんとにリリースされたわけで・・・いったいどんな客層を狙ってるのやら?

どうやらセット販売向けのような感じ、確かにキットレンズにはちょうどいいでしょ

レンズ単体購入となるとシグマ教徒は信仰が篤いから本家のArtを買うような気がする、断然安いし

なんともフシギな製品化ですね

 

そこで中古のライカ製Lマウントズーム3本の中古を漁ってみた

なんともびっくり、元々少なかった90-280はともかく24-90も16-35も流通量が少ないのね

ワタクシが仕入れたときは24-90は程度見て選び放題、16-35も似たようなもの、90-280だけちょっと苦労した程度

本体が601の頃は中古レンズも潤沢だったんだけど無印2〜2-S登場で変わったのかもしれない

 

 

ちょっと御礼に

数年前から加療中の右目がずいぶん良くなったので御礼参りに

なんせあちこちの仏様(主に薬師如来様)に頼んでたので今回1度では全部行けませんでした

薬師寺さんや飛鳥寺さんはまた今度、スミマセン

 

といふことで法隆寺さん

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長辺5900はこちら

SL2-S
1/100 f8.0 RAW ISO320  WB auto

ルミックスS 20-60mm F3.5-5.6(49mm相当)

 

「Lマウントライカでパナレンズ使うやつなんていないだろ」みたいなのを見かけたけど、ふーん、どこの世界線だろう

今回は撮影主体ではないので軽量化のためにパナさん2本+フォクトレンダーです

 

たまたま公開中の上御堂にいたときにたまたま定時になって 鐘も鳴るなり法隆寺

遠くから西円堂横の鐘を見通せる場所はここくらいかも

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長辺5600はこちら

SL2-S
1/100 f8.0 RAW ISO250  WB auto

ルミックスS 70-300mm F4.5-5.6(155mm相当)

柿は苦手なので食べてません

撮影時、どこまで切り詰めていいのか計りかねて緩めなズームになってしまい(ノ∀`)

結局、強化処理に頼る罠、これはあまりよろしくない傾向

 

東大門の構造はちょっと珍しいらしいので

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長辺5900はこちら

SL2-S

1/160 f8.0くらい RAW ISO4000 WB auto
フォクトレンダー ヘリアーハイパーワイド - VM f5.6/10mm ASPH.

自動ISO撮影なんですが、もうちょっと感度の上がり方に気をつけた方がいいかも

 

300mm端ではないですが70-300mmのボケ方はこんな感じ

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長辺6000はこちら

SL2-S
1/160 f5.6 RAW ISO2500  WB auto

ルミックスS 70-300mm F4.5-5.6(240mm相当)

欄干や連子窓のボケ方を見る限り穏やかなボケ方だと思います

この大きさ、重さ、価格でこれならもう充分です

 

今回、東院伽藍は救世観音さんだけでなく絵殿も公開中でした

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長辺5000はこちら

SL2-S

1/250 f8.0くらい RAW ISO1600 WB auto
フォクトレンダー ヘリアーハイパーワイド - VM f5.6/10mm ASPH.

結構覆い焼き、焼き込み加工してます

絵殿回廊に上がったのは初めてでして、そこから撮影

20mmでは足りず10mmでは広すぎるという条件、16-35mm案件でしたw

滅多に撮れないカット、門が工事中なのが残念だけどそれは仕方ありませんの

 

 おまけ

お昼には奈良訪問のときにいつもお邪魔してる「とよのあかり すずの音」さんにて

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長辺2000はこちら

iPhone12mini

鶏唐はいつもいただいていたんですが鶏吸いは初めて、これがもう絶品で( ´ ▽ ` )

今度はまた夕食時間に草鍋をいただかないと・・・お酒は奈良の春鹿もありますし

うちにやってきた70-300mm

入院中の90-280mmの救世主来たる

予約していた LUMIX S 70-300mm / f4.5-5.6 です、初回リリース分を確保できました

箱とかは特にどうと云うことはないので省きます、バカでかいフードもご隠居願うことにしました(この件はあとで)

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長辺5900はこちら

SL2-S
1/640 f5.6 RAW ISO100  WB auto

ルミックスS 70-300mm F4.5-5.6(300mm相当)

テレ側一杯ではこんなふう

 

ワイド側はこんな感じです

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長辺5900はこちら

SL2-S
1/320 f5.0 RAW ISO100  WB auto

ルミックスS 70-300mm F4.5-5.6(70mm相当)

思っていたよりもコントラストは高めかも、シャドウ部は起こせば出てくるでしょうけど

この遠方の写り方ならスーパー解像度処理との併用も効果高そう

ほんのわずかにフリンジが出てるようですがこの程度ならLRで消せるでしょう

 

最後はマクロ域

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長辺6000はこちら

SL2-S
1/320 f5.6 RAW ISO1000  WB auto

ルミックスS 70-300mm F4.5-5.6(300mm相当)

このレンズの特徴になってる300mmテレマクロで撮影

170もない小生が普通に立った状態で地面にフォーカスが来るので扱いやすいかと

ボケも穏やかでオマケ機能としてはもう充分ごちそうさまという感じです

 

それにしてもウソみたいに軽いレンズ

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10mm、20-60mm、70-300mmの軽装3本セットでいちばんずっしりくるのがフォクトレンダーVM10mmというw

これであらかたなんでも撮れるんだから長時間徒歩行軍確定の場所には最適かも

70-300mmは20-60mmと同じくズームトルクが全域でほぼ同じなのが◎、ズームロック機構は運搬時に便利

先に書きましたが純正フードが巨大で困るのでニコンのHN-28をあてがってます

永らくC社の70-200mmで使ってきていましたけど本体が手元から去ってどれくらいでしょう

ここに来てまさかの復活、70mm側最小絞りでも画面四隅はケラれないのでいけます、ご参考まで