発売日から1日遅れでうちにも松下さんの20-60mmがやってきました
これまでの撮影データを見てみると16-35mmの使用率が高いのでテレ側60mmでも多分問題ないでしょう
正式名称は LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 と表記するようです
ファーム更新は来てないけど動いてくれるのか・・・さっそくSLにくっつけてみました
いや、こりゃほんとに小さい、狙い通りの見た目
下駄無し鏡付きフルサイズ機+キットレンズみたいな感じといえばいいのか
フィルム時代ならEOS1やEOS3にEF24-85mmを組んだような雰囲気です
今までL/TLマウント機ではこうやって軽量化できるレンズなかったんでありがたいわけだ・・・い、いや、わけです
既存のものだと純正TLレンズが小さくていいんですがAPS-C化してしまうのでちょっと、それに結構高いのよさ
シグマさんには45mmがあるけど単焦点はRとM系で賄う予定なので最初から候補外でした
天候がよろしくないので今日の試験は屋内のみ
これまでのレヴュー記事画像で気になっていた画面左の甘さは見られない感じでひと安心、もう少し試験してみたい
スタビ無しってのも結構書かれていたけど小さく軽いので永く撮ってきてる人にはこの程度の重さはどうにかなるでしょう
操作感はおおむね良好でズームのトルクがほぼ変わらないのと回転方向がライカと同じなのは重要、よくやってくれました
現状SL601ではレンズデータの認識はしているけどボディ側のファームウェアが2月の3.7以来未更新
そのためかレンズ側のAF/MF切替スイッチが効かない、どっちにセットしてもAFになる
親指AF使用者ならとりあえず問題なし、これがMF固定になっていたら当面使用不能だったんでアブナイアブナイ
ワタクシの601はファーム3.6のままなのでひょっとしたら3.7ならスイッチが有効になるかも
現状困らないのでとりあえずライカさんからの3.8リリース待ちでいいや
と思っていたんだけど、レンズのAF/MF切替をAFにしたままボディに付けると困ったことが発生
SLでAFを親指ボタンのみ/シャッターボタンでAF作動なしにするには設定のフォーカスモードをMFにします
20-60mmをAF状態でセットするとこれが解除されてシャッターボタンでもAFが作動してしまうようです
親指AFを最優先にするためレンズをMF状態にしてセットすると今度はフォーカスエリアの設定ができなくなる
レンズをMF状態でボディにセット→レンズのスイッチをAFにするとシャッターでもAFが動いてしまう
その状態からレンズのスイッチをMFにしてもシャッターボタンAFは解除されない
そんなわけでAF関連はファームウェア待ち、いま出てる3.7だったら大丈夫なのかな?
その後
3.7に上げてみたところ
「その状態からレンズのスイッチをMFにしてもシャッターボタンAFは解除されない」は直ってました
その状態ならAFエリア変更が可能、またスイッチをMFに戻すとシャッターボタンAFは解除されました
今のところ不便なのはシャッターボタンAFにしておかないとAFエリア選択ができないという1点だけかな
商売の都合でいちおう毎日カメラを持ち歩く必要もあったりします
そこにSLをあてがうとどうしても16-35と24-90が必須(これにVM10mmも加わる)になり結構な重さで大変なのです
それを10mmと20-60mmの2本で、場合によっては10mmを外すのも可能となってかなり楽になりそう
試験撮影次第では持ち出し機材がかなり変わってくるかもしれません
松下の70-200mm F4.0も追加してしまいそうでちょいとまずい
テレ側はあまり使わないんだからR80-200/f4.0の修理あがりを待ってからにしましょ
どっちにしろ、本気のときにはSLレンズ持ち出すんでしょうし