ライカR9にデジタルモジュールRをくっつけたカメラで撮影したデータを貼るだけの日記
      だったのですが2016年9月29日にライカSL(Typ601)を導入したので今後はこちらが増えると思います
      拡大画像は長辺方向2400pixel(SL以降は3600pixel)にしてありました
      2021年1月から主務機をSL2-Sに更新、画像サイズもできうる限りのサイズにしてあります
      検索欄にレンズ焦点距離を入れていただき日記内を検索すれば該当焦点距離の記事や画像が探せます
      RAWで撮影してLightroomにてJPEGへの変換を行っています
      

試してみた スーパー解像度篇

Camera Raw に「スーパー解像度」なる仕掛けが実装されたので早速試してみました

 

素材は17年11月25日撮影の平等院

このときは SL601 に今は手放してしまった VAE-R 70-180mm を使いました

スタビ無しの手ピントで三脚/一脚禁止というなかなかタフな条件でしたけど機材に救われて撮れた案件

R9/DMRではさすがに無理だったと思います

本堂の阿弥陀さまは180mmでもやや遠いので事後テレコンっぽいスーパー解像度テストには最適かと思った次第

 

素のデータをCameraRawで少々(主に明るさ)補正した同条件で「標準」と「強化」で書き出し.jpg化

「強化」のサイズは新規作製されるDNGファイルで実に350MBくらいというデカさ

ピクセルでは12000×8000 (゚Д゚) 

f:id:R9DMR:20210315141507j:plain

左が普通、右が強化です・・・しかし enhance を「強化」って直訳感w

フルサイズスクリーンショットこちら

CameraRaw の画像補正は Lightroom のそれよりは劣る感じでいまひとつよい感じにできませんでした

この程度の大きさなら気にならないというか差は無い感じですがそれぞれを同じ大きさに見えるまで拡大すると

f:id:R9DMR:20210315141924j:plain

フルサイズスクリーンショットこちら

これはもう圧倒的に強化さん、なんだかもうびっくりです

この機能、いずれ Lightroom classic にも実装されるらしいとのこと

色調補正は Lightroom で行いたいので CameraRaw 経由に限られる現状は嬉しさともどかしさが半々といった感じ

Lightroom 上で「強化」と色調補正ができるようになってくれる日を待ちますか

このスーパー解像度処理、パソコンにはそれなりのスペックを要求するようで正直 MB Air ではきついかな

スーパー(強化)書き出し1枚におおよそ2分ちょっとかかりました

今のところ「こいつ1枚だけは」的な用途向けかなと思うところであります

なお、一度「強化」したスーパーDNGファイルを Lightroom で読み込むことはできませんでした

 

以前「.jpg化が終わったあと、元のRAWファイルは残した方がいいですか」と聞かれたことがあります

処理ソフト進化で古いデータから見えなかったものが見えてくることがあるのでRAWデータは絶対に残しておくべきでしょう

 

 

 

取り急ぎ試用した印象など