Camera Raw に「スーパー解像度」なる仕掛けが実装されたので早速試してみました
このときは SL601 に今は手放してしまった VAE-R 70-180mm を使いました
スタビ無しの手ピントで三脚/一脚禁止というなかなかタフな条件でしたけど機材に救われて撮れた案件
R9/DMRではさすがに無理だったと思います
本堂の阿弥陀さまは180mmでもやや遠いので事後テレコンっぽいスーパー解像度テストには最適かと思った次第
素のデータをCameraRawで少々(主に明るさ)補正した同条件で「標準」と「強化」で書き出し.jpg化
「強化」のサイズは新規作製されるDNGファイルで実に350MBくらいというデカさ
ピクセルでは12000×8000 (゚Д゚)
左が普通、右が強化です・・・しかし enhance を「強化」って直訳感w
CameraRaw の画像補正は Lightroom のそれよりは劣る感じでいまひとつよい感じにできませんでした
この程度の大きさなら気にならないというか差は無い感じですがそれぞれを同じ大きさに見えるまで拡大すると
これはもう圧倒的に強化さん、なんだかもうびっくりです
この機能、いずれ Lightroom classic にも実装されるらしいとのこと
色調補正は Lightroom で行いたいので CameraRaw 経由に限られる現状は嬉しさともどかしさが半々といった感じ
Lightroom 上で「強化」と色調補正ができるようになってくれる日を待ちますか
このスーパー解像度処理、パソコンにはそれなりのスペックを要求するようで正直 MB Air ではきついかな
スーパー(強化)書き出し1枚におおよそ2分ちょっとかかりました
今のところ「こいつ1枚だけは」的な用途向けかなと思うところであります
なお、一度「強化」したスーパーDNGファイルを Lightroom で読み込むことはできませんでした
以前「.jpg化が終わったあと、元のRAWファイルは残した方がいいですか」と聞かれたことがあります
処理ソフト進化で古いデータから見えなかったものが見えてくることがあるのでRAWデータは絶対に残しておくべきでしょう
取り急ぎ試用した印象など